おちんちんの皮ー包茎について
赤ちゃんのおちんちんは、生まれた時点ではみな皮をかぶった状態(包茎)になっています。
また、皮は中側(亀頭側)と癒着しており、なかなかめくれないようになっています。
(ちなみにむくことはかっこよく言うと「翻転(ほんてん)する」といいます)
成長に伴った変化で少しずつ癒着がゆるみ、多くは学童期~思春期にかけて自然にむけやすくなります。
おとながむいてあげる必要はありません。
無理にむこうとすると、痛み・出血・傷ができてしまったり、腫れて戻らない嵌頓包茎(緊急事態です!!)の原因になります。
日常のケア
おちんちんの外側を洗うのみで十分です。中側はそのままで構いませんので、むかなくて大丈夫です。
皮の中の白いカスがあることもありますが、自然に出てくる正常なもので、それもおちんちんの皮と亀頭の癒着をはがすのに役立ってくれる物質ですので、取る必要はありません。
皮をむく体操をSNSで見かけますが、逆に皮を傷つけたり緊急事態を招くことがあるため行うべきではありません。
受診の目安
・むいた皮が戻らない(緊急で受診!)
・尿の出口が細く、尿が少しずつしか出せない
・皮が赤くなり痛い、かゆい
【参考文献】
・日本小児泌尿器科学会「包茎」
・National Health Service(NHS). Tight foreskin(phimosis)
・教えて!ドクター〜こどもの病気とおうちケア〜 p.61「よくある質問」
