ウンナ母斑
概要
生まれつき首すじなどにみられるうすい赤色の良性のあざです。
痛みやかゆみはありません。
泣いたり体が温まると赤みが強く見えるのが特徴です。
コウノトリが赤ちゃんの首元をくわえて運んだときについた跡とされ、「幸運のしるし」ともいわれています。
生まれたときから確認されることが多いですが、生後数か月間は一時的に目立つように変化するため、後から出てきたように見えることもあります。その後ゆっくり薄くなっていきます。健康上の問題はありません。
治療法
ウンナ母斑は病気というより体質によるあざであり、基本的に治療は不要です。見た目がとても気になる場合にレーザー治療が検討されることもありますが、多くのお子さんでは様子を見ていて問題ありません。
※1歳半程度まで様子を見て、まだ目立つ場合にはレーザー治療を行うという意見もあります。
受診の目安
・あざが盛り上がってきた
・急に大きくなる
・片側だけ濃い赤紫色で範囲が広い
・出血やじくじくがある
・目のまわりに広がっている
といった場合は別の病気の可能性があります。小児科や皮膚科でご相談ください。
【参考文献】
・国立成育医療研究センターほか.改訂版 乳幼児健康診査 身体診察マニュアル.2021.
・公益社団法人日本皮膚科学会.皮膚科Q&A「Q14 単純性血管腫に対してはどうすればよいのでしょうか?」.
・一般社団法人大阪小児科医会.あざ.2013.
・血管腫・血管奇形・リンパ管奇形診療ガイドライン作成委員会.血管腫・血管奇形・リンパ管奇形診療ガイドライン 2022.
・American Academy of Pediatrics, HealthyChildren.org: Baby Birthmarks & Rashes – Nevus Simplex ほか.
