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当院の予防接種

予約方法

当院では、予防接種の予約・管理システムとして「Uttaro(ウッタロー)」を導入しています。

スマートフォンやパソコンから、24時間いつでも簡単にご予約でき、接種予定や間隔も自動で管理されるため、接種忘れや重複を防ぐことができます。

Uttaroを通じて複数のワクチンを同時接種する予定も立てやすく、効率よく免疫をつけてあげるお手伝いができます。つくば市内はもちろん、近隣地域にお住まいのお子さまも、当院で予防接種が受けられます。


予防接種スケジュール

当院では下記スケジュールでの接種を推奨しています。

※1 茨城県は日本脳炎罹患のリスクが高いため、当院では生後6か月からの接種を推奨しています。
(こちらの記事も参照ください。⇒日本脳炎ワクチンについて~茨城県は感染リスクが高い地域です~

※2 百日咳感染予防のために、就学前の三種混合の接種が勧められています。

当院の接種の工夫

当院では予防接種の苦痛を少しでも減らすために、以下のような工夫を行っています。
痛みを完全になくすことは難しいですが、痛みストレスを減らし、泣いてしまう時間を短くできます。

1 すばやく接種!

接種の手技や支え方などを工夫し、可能な限りすばやい接種を心掛けています。
もちろん安全性にも十分配慮します。

2 あえて意識させずに

不安や恐怖があると実際の痛みも強まることが知られており、注射の際には痛みと恐怖が互いにストレスを増幅させてしまいます。
注射への意識を集中させないために「今から接種するねー」「3…2…1…」等の心がけは当院では行っていません。
「いつの間にか注射された」かのような接種になるよう心掛けています。

3 筋肉注射を優先

当院では、筋肉注射が可能なワクチンは、優先して筋肉注射するようにしています。
筋肉は血流が豊富で、ワクチン成分がすばやく吸収されるため、副反応のリスク少なく、また免疫がつきやすい可能性も指摘されています(小児科学会 小児に対するワクチンの筋肉内接種法について)。
痛みを感じる神経も皮膚直下ほど密集していないので、痛みも少し減らせます。
不活化ワクチンは欧米ではこれが標準となっており、日本でも安全性が確認されています。

4 赤ちゃんは太ももに接種

乳児の筋肉注射は、腕ではなく太もも(大腿前面)を基本としています。

①太ももは筋肉量が多く薬液が広がりやすいので腫れや痛みが少ない
②上腕に比べて重要な神経や血管が深部を走行しており傷つけるリスクが低い
③保護者に抱かれたまま安全に処置でき心理的負担を減らせる

この三つが大きな理由です。
海外の研究でも、同じワクチンを腕に打つより太ももに打ったほうが痛みや発赤・硬結が少なかったと報告されています。

5 包み込み抱っこ

注射時は、保護者の方に赤ちゃんをぎゅっと包み込むような抱っこをしていただきます。
体全体を大きく包み込み、赤ちゃんと保護者の方の接触面積を大きくすることがコツです。
効果の鍵はゲートコントロール理論です。
皮膚を優しく圧迫すると、体の中で圧迫の信号が痛みの信号より速く脳に届き、痛みの信号の通り道(ゲート)をふさぐため痛みが軽くなります。
昔から、転んだ子に「いたいのいたいのとんでいけ」と言いながら怪我の箇所を抑えるのは、同じ仕組みです。
ぜひ「いたいのいたいのとんでいけ」の気持ちでしっかり抱きしめてあげてください。

6 甘いロタワクチンを最初に

ロタウイルスワクチンは、甘い液体を口から飲むタイプの「経口ワクチン」です。
当院では、この「おいしいワクチン」を注射よりも先に接種しています。

このワクチンに含まれる甘味成分(主にショ糖)は、生後まもない赤ちゃんに限り、一時的に痛みを和らげる効果があることが知られています。
※この鎮痛効果は生後6か月頃までで消失するといわれています。

この方法はNICU(新生児集中治療室)でも実践されており、赤ちゃんの負担を少しでも軽減する工夫として取り入れています。

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