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痛くないインフルエンザワクチン フルミスト

鼻にシュッとスプレーするだけのワクチンです。
痛くないのが最大のメリット効果が長持ちするといわれており、1シーズン1回で完了です
欧米では10年以上前から使用されていましたが、日本では2023年にようやく承認され、2024年から公費助成対象になりました。
当院でも去年から接種を開始し、多くの方が接種しています。

適応年齢・対象者

2歳以上19歳未満(現状こどものみです!)

接種方法

0.1mlずつ両方の鼻の穴から噴霧します。
注射ワクチンと異なり、1回で終了です。

予防効果

予防効果は従来の注射ワクチンとおおむね同等といわれています 。
ただし注射型の持続期間は約4~5か月といわれる一方、経鼻ワクチンは約1年間効果が持続するとの報告があります 。最近は冬季以外でもインフルエンザが流行するようになっているため、より現在の状況に適しているという見方もできます。

接種費用

8,000円(税込)

副反応

接種後に鼻水や鼻づまり症状が出ることは比較的多く確認されます。
咳、頭痛、発熱などが出ることもありますが、多くは軽く数日で良くなります。
稀なものに関してはフルミスト添付文書の副反応項目をご覧ください。

接種できないひと

  • 実施日に発熱している
  • 1週間以内に喘息発作を起こしている
  • 重い急性疾患にかかっている
  • 過去3週間以内に抗インフルエンザ薬(タミフルなど)の内服を行った
    ※厳密には以下のようになります。かかったばかりの方は注意!!
     オセルタミビル(タミフル🄬)—48時間あける
     ザナミビル(リレンザ🄬)—48時間あける
     ぺラミビル(ラピアクタ🄬)—5日間あける
     バロキサビル(ゾフルーザ🄬)—17日間あける
     ラニナビル(イナビル🄬)ー接種する医療機関とご相談ください
  • ゼラチンでアナフィラキシーを起こしたことがある
  • 免疫不全の疾患がある/状態である
  • 重度の免疫不全状態の方のご家族(1週間程度は免疫抑制状態の方へは感染させてしまう可能性があります)
  • アスピリン等のサリチル酸系医薬品、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸を服用中
  • 妊娠中

もし接種した直後にインフルエンザにかかったら…

 経鼻ワクチンのフルミストを接種してから、2週間は抗インフルエンザ薬を用いない方が良いといわれています。
 (フルミストが生ワクチンのため、せっかく接種したワクチンが退治されてしまうためです)
 但し、感染したインフルエンザの症状が強い場合にはそうもいっていられない場合もあります。
 受診時に医療機関で相談してみましょう。


参考)

小児科学会 経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方
CDC Live Attenuated Influenza Vaccine [LAIV] (The Nasal Spray Flu Vaccine)
 https://www.cdc.gov/flu/hcp/acip/index.html
第一三共 フルミスト添付文書 

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