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肌の保湿はとっても大事!

子どもの肌、とくに赤ちゃんの肌は薄く、乾燥や刺激に弱いため「湿疹(ぶつぶつ)」ができやすいのが特徴です。
湿疹が続くとかゆみで夜ぐっすり眠れず、日中の遊びや学習にも集中しづらくなるなど、生活の質(QOL)が大きく低下します。
最近の研究では、荒れた皮膚から卵や小麦などのタンパク質が体内に侵入し、食物アレルギーを起こしやすくなる「経皮感作」の仕組みも報告されています。
つまり、湿疹を放置せず早めに治療し、皮膚のバリア機能を守ることがアレルギー予防にもつながる可能性があるのです。

保湿剤は“治療”であり“予防”

湿疹を防ぐもっとも基本的で効果的な方法は、毎日の保湿です。それも少量ではダメです。たっぷり塗ることがコツです。
目安としては

  • 乳児期:1か月あたり100 g 以上

  • 幼児期以降:1か月あたり200 g 以上

を全身に使用してください(ほとんどの方が不足しています!)。
顔や手足だけでなく、症状がない部分も含めて全身をケアしましょう。

早めの受診も大切

ぶつぶつの程度が強い場合は、保湿だけでは治りにくいため、ステロイド外用薬などで炎症を抑える治療が必要です。
湿疹をしっかり鎮め、その後も保湿を継続することで再発を防ぎます。
気になる症状が続くときは、早めにご相談ください。

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