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赤ちゃんの虫よけ

要約

基本的には有効成分がイカリジンのものを選びつつ、生後6か月以上かつ自然の多いところへ行く場合はディートを考慮しましょう。

虫よけの種類

子どもの皮膚に使う虫よけで、効果が確認されている主な有効成分は、イカリジンディートの2つです。

イカリジン

国内では年齢や1日の使用回数に制限を設けていない製品が多く、乳幼児から使いやすい成分です。蚊、ブユ、アブ、マダニなどに対応します。

皮膚への刺激も少ないため、乳幼児にも選びやすい成分です。

また、もう一方のディートとは異なりプラスチックや繊維を損なうこともありません。

ただし一部の虫(ツツガムシなど)への効果がない点もあるため、自然の多いところに行く場合はディートの選択を考慮しましょう(6か月以上の場合)。

ディート

蚊やマダニをはじめ、さまざまな吸血害虫を避けられる成分です。

濃度が高いほど効果が長く続くようになり、濃度10〜12%は2〜4時間、30%は5〜8時間が目安とされています。

昔から使われている成分ですが、安全に使うため年齢ごとの使用回数や濃度に注意が必要です。

生後6か月未満:使用できません。
生後6か月以上2歳未満:濃度30%未満を1日1回まで。
2歳以上12歳未満:濃度30%未満を1日1〜3回まで。
12歳以上:ディート30%製品も可。

また、一部のプラスチック製品、合成樹脂、塗装面などに影響することがあります。衣服や持ち物に使用するときは、製品表示を確認してください。

茨城県では日本脳炎への備えを

茨城県では蚊と豚が多いことから、日本脳炎の感染リスクが高いといわれます。

(詳しくは日本脳炎ワクチンについて 〜茨城県は感染リスクが高い地域です〜

日本脳炎ワクチンの早めの接種を考慮しつつ、それまでの間は蚊に刺される回数は可能な限り少なくしましょう。

海外旅行では入念な虫よけ対策を

海外では、蚊が媒介する感染症に手ごわいものがいろいろあります。

主なものには、次の感染症があります。

  • デング熱
  • マラリア
  • チクングニア熱
  • ジカウイルス感染症
  • 黄熱
  • 日本脳炎
  • ウエストナイル熱

熱帯・亜熱帯地域をはじめとする上記疾患の流行地域に行く場合は、念入りに虫よけを用いましょう。

 

【参考文献】

蚊媒介感染症の診療ガイドライン 第5.2版 国立健康危機管理研究機構(JIHS) 

蚊媒介感染症 厚生労働省

ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について 厚生労働省

感染症流行予測調査(日本脳炎・ブタの抗体保有状況)の結果について 茨城県

日本脳炎に注意しましょう 茨城県

日本脳炎ワクチン 厚生労働省

日本脳炎罹患リスクの高い者に対する生後6か月からの日本脳炎ワクチンの推奨について 日本小児科学会

知っておきたいこと 厚生労働省検疫所FORTH

Mosquitoes, Ticks, and Other Arthropods. CDC Yellow Book 2026. Centers for Disease Control and Prevention. 

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