かぜ
「かぜ」は急性上気道感染症の総称で、ウイルスに感染して起こる最も身近な病気です。典型的には鼻水、喉の痛み、咳、発熱といった症状が急に現れ、数日から1週間程度で回復し、特別な治療をしなくても自然に治ることが多いです。
症状と経過
咳や鼻水は発症後徐々に悪化し、その後1週間程度で良くなっていくことが多いですが、就学前のお子さんの場合は1か月ほど長引くこともあります。発熱した場合でも通常は数日以内に自然に解熱します。
潜伏期間
原因となるウイルスによって様々です。
治療法
かぜそのものを治す特効薬はありません。原因ウイルスを直接退治する薬は存在せず、治療は症状を和らげる対症療法が中心です。
当院では、咳の元になる痰や鼻水を外に出しやすくする去痰薬や解熱鎮痛薬を中心に処方しています。抗生物質はウイルスには効果がないため、通常のかぜには使用しません(逆に調子を悪くする可能性もあります!)。
家庭でできるケアとして、鼻水の吸引がとても効果的です。小さなお子さんは泣いたり逃げ出したりしてしまうと思いますが、なんとか繰り返し行っていくことが症状の改善につながります。
咳がつらい方は「咳を減らすには」ページも合わせてご覧ください。
再受診の目安
苦しそうなとき、発熱が4-5日以上続くとき、ぐったりしているときは再受診しましょう。
予防法
外出後は石けんでしっかり手を洗いましょう。また、人混みにいく際にはマスク着用もこころがけましょう。
登園・登校の目安
熱がなく元気で、ふだんの食事がとれていれば登園・登校は可能です。
※ただし園や学校の独自のルールがある場合もあります。
